2010年4月アーカイブ

天国への階段

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チボリオーディオ ポータブルラジオ PAL パールホワイト   
ホンマは欲しい
んやけどねコレ
あたしの現用ラジオはNHKの第一放送しかマトモに入らないので、FMはもちろん、関西の民放番組も阪神戦ナイター中継も聴いていない。まあラジオ自体が古くて小さな安物のラジカセで、カセット部が壊れてしまったんでもう使わなくなってた中古品を引っぱりだしてきて電池を入れ、ポンと置いてラジオだけ使ってるという、ほぼジャンク物件のようなものなんであります。

これでも若い頃は貧乏人に相応なレベルのオーディオやコンポに多少は凝ったものなんだけど、だんだん右の耳が良く聴こえなくなってしまって、かれこれ15年くんだり放置してきたんで、ステレオたらサラウンドたらいう世界がかったるくなった。なもんでNHKラジオ第一だけしか入んなくても、まあいいんである。

しかしNHK-R1をずっと流していると、結構異界にいる感じがしますな。特に音楽シーンにおいて。昼の番組もラジオ深夜便も最新流行音楽はまずかからない。番組に出演する歌手やタレントも大体同じ顔ぶれだ。歌手でいえば、大川栄策や宮路オサムなんかはコレデモカ!というほど頻繁に出演する。芸人なら堺すすむとかケーシー高峰とかばっかり。好きな昭和のいる・こいるがちょいちょい聴けるのはうれしいけどね。逆に、かつて毎週のように流していた、しん生や圓生の落語を、この数年とんと演らなくなったのも如実。

かかる音楽も中高年向けばかり。しかしコレ、あたしもだんだん中高年になって来ちまってるから全然違和感がない。たまには新曲もかけろよと思うが、MCはそういう曲をかけると途端にウルサイと苦情がくるんだと説明してますな。しかしあたしの勘ぐりでは、NHKのギャラが安いから流行中のタレントや歌手は呼べないし来ないんだろうね。紅白出場絡みとかの時だけちょこっとべんちゃらで出るんじゃなかろうか。まあそういう事情で、うまいこと調和がとれてるんですな。

中高年向けと言っても、その中高年自体が時の流れとともにじんわり鬼籍へ向かって送られていってるわけだから、10年も聴き続けていりゃ、自分の嵌まりの音楽年代にだんだん近づいてきているのがよくわかる。まあ、天国への階段つうか、大人の階段登る〜君はもうじき死んでレラさ♪、なんでありますな。なもんでもうちょっと待ってりゃ怒る御仁もどんどん減って行き、ラジオ深夜便なんかもロックやプログレなんかがガンガンかかる番組になってしまうと思うんですが。今でもその片鱗は感じますしね。以前に比べてかなり時代も降りてきて賑やかになってきたし。

 

しかし、ツェッペリンやピンクフロイドなんかを、AMラジオで長い原曲まるごと放送するのはチト無理がある。ならば現物盤より、ひとヒネリしたので聴いた方が味わいがあっていい。むかしあんだけ聴きまくった音楽だから、オリジナルは頭の中で再生できるもの。この、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ(Rodrigo y Gabriela)なんか、そういうノスタルジックというかアンソロジー的な曲で高齢化志向のロック世代市場をうまくつかんでるよね。男女デュオという編成も上手いところ。時代のポケットにスッポリ嵌まり込んだという感じですな。

春暑し

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春暑し早く来い来いクローラー 酒倒

ぼやフォト 2002.4.26 吹田市
今日はいいオテンキですな。今ならまだ虫も少ないから野で遊ぶのには絶好です。先日、パソコンのハードディスクがぶっ飛んで、数日間工場入りを余儀なくされてしまい、その間、何にも作業ができなかったんで、この機会にと部屋の片付けをしたんですが、埃を被った野宿&キャンプ用品がどっさり。そういえば長い間、好きな焚き火にも出かけておりませんわ。

使い慣れた道具たちを見ておりますと、また焚火野宿にいきたくなってくるんですが、歳もとったし体力もなくなったし、なによりウチにはクルマがないんで、重い山道具を担いでいく気力が湧きません。野に出て一夜を過ごせば気分も晴れやかになるかもなんですがねえ。

そんなこんだでしばらくぶりに野ゴコロがついたので、今日日のアウトドアグッズはどんなもんが出とるのかとその筋のサイトを巡ってみましたら、遠ざかっているうちにいろいろ出てますな。さすがに小物はそう変わってはいないですが、クルマで仲間やファミリーと行ってワイワイやるオートキャンプ用品は便利そうなのがよおけでてます。

あたしらは焚火派なんで、使うことはないんですが、バーベキュー派の人たちが必ず持っていくのが Colemanの2バーナーグリルです。これも新製品がでてました。コールマン ロードトリップグリルLXE-Jつうやつです。いままで、この手のコンロというのは波板鉄板モスグリーン塗装の無骨なのが普通だったんですけど、赤のホーロー塗装の楕円形で、なんだか旅行用のトローリーケースみたいなデザインになってます。こんなのを山に持ってくなよ、と思いたくなりますけど、オートキャンプ場や河原のバーベキューなんかでは目立って注目されるでしょう。道具を自慢したくなるのがアウトドア者の常ですから、そのあたりを突いた製品ですかね。

同じく、オートキャンプ用ですけど、1分でセットできてしまうワンタッチテント なんてのもありました。まあ宿泊用のテントではなく、雨除け日よけのタープですけどね。イージーアップ(E-Z UP)テントっていうんですけど、二人が両端を持って広げるだけで即立っちゃうという。販売サイトに設営風景のビデオがありますけど、実際はこうは簡単にはいかないでしょうが、クルマで持って行くのなら便利なタープですね。貴重な野遊びの時間をめいっぱい楽しむためには、設営時間の縮小が合理的ということなんでしょうな。設営にあれこれ工夫を凝らすのが楽しみのひとつでもあるんですけども。

もう一つ、これもコールマンですが、クアッドLEDランタンなんてものがあります。山の夜にLEDの灯りはあまり雰囲気のいいもんじゃないんですけど、電池の持ちがいいんで、大人数の野営には便利です。普段はメインのランタンに使いながら充電しておいて、個別に必要なときは外して4つのハンドライトにつかえるという代物です。あたしなんかにはこんなデカイものは不要。マグライトか焚火の燃えさしで十分ですが、女性や子供連れなんかの野営には便利でしょうね。

いずれのグッズもはじめにクルマありき、の製品ですけどね。少し現場から遠ざかってるうちに、まあいろんな新製品が出てますこと。

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ぼやフォト 2010.4.5 吹田市

時奔る自営の窓の櫻かな 酒倒

わが古集合住宅の玄関桜の定点観測。毎年仕事場の窓から眺めているけれど、こちらはなにもかも細って来ているのに、桜はどんどん太く大きくなって、もはや植え込みを囲んでいるレンガを弾き跳ばさんばかりになっている。背景の公園も改修されて様変わりしてしまった。こっちももうひと花咲かさにゃのお...無理っぽ

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2008.4.4

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2007.4.3

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2004.4.3

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ぼやフォト 2003.4.2

巣立

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いますこし尻を突き出せ巣立鳥 酒倒

ぼやフォト 2008.5.16 新大阪

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