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オマケシール他05 雑誌付録 「少年」ON砲マジックブロマイドシール

1965(昭40)年
↑光文社の月刊雑誌「少年」付録のマジックプリント

 あらかじめお断りしておきますが、私は一応「阪神」贔屓です。しかし現在は日本のプロ野球のあまりの酷さに興味を減退させております。当時はなにせ「巨人、大鵬、卵焼き」でしたから、関西に住まっていたというものの、その影響を受けないわけにはいきませんでした。そして、スター選手は「長嶋茂雄」と「王貞治」です。私は当時から偏屈の気がありましたから、贔屓は、城之内と国松でしたが。
 光文社の「少年」という月刊誌を、定期購読させてもらっていました。「鉄腕アトム」「鉄人28号」「ストップ!にいちゃん」なんかを毎月楽しみにしていたわけです。私は小学校一年生。自分で書店に行って購入するほどの小遣いは貰えません。ただただ、家に配達されるのを心待ちにしていたのを覚えています。「少年」のロゴが切手のデザインになっているのにご注目ください。そう、当時の子供たちは切手の収集にも重大な興味を持っていたのです。キッカケは前年開催された「東京オリンピック」でしょう。開催記念切手が世界各国で発行され、少年雑誌にもそのカタログ企画が誌面を賑わせていました。
 さて、このシールは、普通の裏紙を剥離して貼り付けるタイプではなく、フィルム外面を鉛筆の背部分(丸く塗装が被せてあるもの)などで、擦り付けて転写するタイプです。普通「マジックプリント」と呼んでいました。これをきれいに貼り付けるには多少の技術を要しました。少し緊張して貼った覚えがあります。また、絵の部分の表面がジカに外側に露出するので、爪でひっかいたりするとすぐに剥げてしまいます。貼る楽しみはあったものの、すこし厄介なタイプのシールでした。



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2001.05.30