レトロガラクタ偏故洞
駅弁当包装紙
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ガラクタ懐古趣味・偏故洞

駅弁当包装紙02 旧国鉄 函館・室蘭本線 岩見沢駅 幕の内弁当(300円)
1974(昭49)年8月9日



 室蘭本線は当時、まだ多数の蒸機牽引列車が残っており、岩見沢はその撮影好適地であった栗山〜栗丘間に近い起点として、よく立寄った。また、廃止前の万字線と幌内線もここから分かれていた。この日は駅弁当を食べたのち、北炭鉄道真谷地専用線(沼ノ沢)の9600形と夕張鉄道(若菜―平和―錦沢)のDD13+9600形を撮影したのち稚内方面に向かった。
 蒸気機関車の密度が高いということで、訪れるマニアの数も多かった。この包み紙はそのマニアたちを意識してデザインされたようだ。D51形は実はマニアにとってはいささか食傷気味なのだが、お弁当屋さんなので仕方がないところか。左上にお決まりの『DISCOVER→JAPAN』ロゴ入り。左下のスズランのイラストがご愛嬌だが、よく見るとこの葉の部分だけのために「緑色」を使用して三色刷りになっている。贅沢?な色づかいだ。
 さて、弁当の中身だが、これは当然食べてしまって、ない。昔のことなので記憶にも残っていない。落語の“青菜”ではないが、「名も九郎判官義経!」である。弁慶、で失敬。


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2001.05.22