ヤドカリは息災
2009年08月04日(火)
ウチのオカヤドカリ「ヤド六」。もう買ってきてから11年目に入ったんだけど、狭い水槽の中で思い思いのことをやりつつ今日も淡々と生きてま。金魚みたいにエサをくれと強請ったり、飼い主に媚びたりすること一切ナシ。そら無脊椎動物で昆虫みたいなもんやから脳みそ超微小やさかい懐かんのは仕方ないか。しかしイキモノとして、なんでこんなに長生きする意味があるのか?自然界では無数のゾエアをバラ撒くわけだから、生存率が少ないのが既定の生き様をしていながら、貝殻を被って身を守り、土中に潜って脱皮をし、そこまで臆病慎重にして長生きする理由がないやん。むかしは飼育法が知られていなかったので、夏の虫みたいに縁日で売られ、秋の訪れとともに死んで行ったものだが、10年も20年も生きるのであれば、そこらの犬猫より長い付き合いをせにゃならん。ヘンな生き物に捕まったなあ。