朝の中高年
2008年10月10日(金)
早朝散歩をしていると、今まで全然気づく機会のなかったいろんな人たちの朝のいとなみを目にすることができて、へえと思うことが多い。終夜のお仕事をしている人たちは省くが、最も目立つのは健康ブームで散歩やランニングをしている中高年で、これは以前に比べるともの凄い数の増え方なのだろうねえ。あたしもこちらに組するクチだがまだリタイヤしていない年金を払っている組なので、見回してもまあまあ珍しい人種とは言えよう。また、ボランティアだろうか、街や道路の清掃や花壇の手入れなどをしている人たちも目立つ。あと多いのは犬の散歩の人。空き缶集めのホームレスも地域で棲み分けながらほぼ飽和するくらいの顔ぶれはいる。ひと昔前によくいた「ターザン」読者的に体を鍛えようとする若者もたまには走っているが、比率から言うとかなり少ない。早朝の往来にはこの国の高齢化社会の実態が如実に現れているのであった。