カラス
2008年12月12日(金)
公園でカラスの群れにエサを与える人がいた。面白いのでみていて気づいたが、カラスは投げられたエサを決して地面に落とさない。すべて空中でキャッチする。ひとたび落としてしまうと張りつめたものがパリンと壊れて、他のカラスたちとエサ争奪の大ゲンカになることを知っているのだ。そしてそれを避けるため、さも当然のようにすべての機会でファインプレイを続けているのだ。そういうルールで所有権をあきらかにし、他のカラスとの秩序がかろうじて保たれているように見えた。任侠っぽいルールだ。