律儀な国民
2009年05月21日(木)
ミナミまで出かける用事があったので、マスクを着用して地下鉄に乗った。あたしンちの近所は早期からの新型インフル汚染地帯なので、着けるに越したことはなかろうと思ったのだが、さて車内を見渡してみるとおおよそ7〜8割のマスク着用率である。なんとまあ律儀と言うか統制の取れたと言うか馬鹿正直と言うか自分可愛いというか真面目な民族であるなあ。聡明で正しい、傑出した政治家さえいれば、こんなに治めやすく政の捗る国はちょっとないのではないか。まあそれゆえの危険も孕んでいるのだが。いま日本に求められているのは、優れた指導者であると言うことをつくづく思う訳である。そういう人物さえ出現すれば世界でもっとも速やかにユートピア的国家のカタチを築くことができそうにさえ思える。しかし現状、国会を見渡してみてもそんな人物は皆無だ。惜しいと言うかもったいない歴史を刻んでいるなあ。