カラス
2009年06月16日(火)
カラスの若鳥が飛行練習をしている。ご丁寧に親が付き添っている。鳩も同じようなことをするけれど、こちらは少し微笑ましいところがある。しかし強面のカラスでは親バカのようにしか見えない。この子のほう、飛行の練習をしてどこかにとまると、必ず自分の足場を思いっきり突ついている。かなりの疳症のようだ。まるでキツツキのようにガガガガガという音をたてている。あんなのに脳天でもやられた日には大変だ。まだ飛行が下手なくせに歩いている人のアタマを掠めたりして飛んでいる。わざとそうしているように見える。ああいうのが成鳥になるとヤバイ感じがする。通行している人は自分のアタマを掠めた鳥が、そんな輩だとは知らずに歩いている。親鳥も少しは諌めろよと思いつつ、人の親である自分のことを思うと考え込んでしまう。